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ただの老化現象?「ドライシンドローム」とは

去る2010/5/30に、銀座のフェニックスホールで、
「ドライシンドローム」をテーマにした学術シンポジウムが行われました。


☆ドライシンドローム

ドライ=乾く シンドローム=諸症状

つまり、「ドライシンドローム」とは、体の乾燥感からくる諸症状の事を刺します。

「口が渇く」「目が乾く」「お肌がつっぱる」「膣が乾燥する」といった、
体のあちこちに感じる乾燥感・・・これらはみなドライシンドロームの仲間です。


〇ドライマウス「口の渇き」
口やのどの乾きだけでなく、舌が痛い・口内炎ができやすい・歯茎が腫れやすい・・・
といった、口の中で炎症が起き易いなど、口の渇きから来る諸症状は、
唾液の分泌量が低下して、口の中が乾燥してしまうのが主な原因です。


関連する病気
 糖尿病・シェーグレン症候群・腎不全・ストレス・筋力低下・加齢
 薬の副作用・放射線治療の副作用

中医学的な原因と治療

 津液不足(体に必要な水分が不足している状態)・陰虚(体に潤いを与える物質・働きの不足)
 ⇒百潤露(ひゃくじゅんろ)・麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)・
   杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)・八仙丸(はっせんがん)など

 燥邪の進入(体の外から、体を乾燥させてしまう悪いものが体内に侵入して来た)
 ⇒潤肺糖漿(じゅんぱいとうしょう)・百潤露(ひゃくじゅんろ)など


〇ドライアイ「目の乾燥」
「涙腺(るいせん)」と呼ばれる、涙を作って目に分泌するところの働きが低下したり、
涙に含まれる脂分が少なくなると、目の乾燥感が生じます。


関連する病気
 加齢・シェーグレン症候群・アレルギー性結膜炎・ストレス・目の使いすぎ・
 室内の乾燥・紫外線・コンタクトレンズの使用・空気の汚れ

中医学的な原因と治療

 陰虚(体に潤いを与える物質・働きの不足) 血虚(全身に栄養を送る血の不足)
 ⇒杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)・婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)など

 燥邪の進入(体の外から、体を乾燥させてしまう悪いものが体内に侵入して来た)
 ⇒潤肺糖漿(じゅんぱいとうしょう)・百潤露(ひゃくじゅんろ)など


〇ドライスキン「皮膚の乾燥」
ドライスキンは、皮膚の水分や皮脂の分泌不足によって皮膚が乾燥した状態です。
「顔がつっぱる」などの自覚症状はもちろん、お肌のキメが乱れ、
ぷるぷるお肌とは逆の触感になってしまう、美容の大敵です。


関連する病気
 加齢・アトピー性皮膚炎・魚鱗癬(ぎょりんせん)・栄養不足など

中医学的な原因と治療

 血虚(全身の肌に栄養を送る血の不足) 陰虚(体に潤いを与える物質・働きの不足) 
 ⇒婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)・紅沙棘(ほんさーじ)など

 脾虚(食べた物を消化し、お肌に必要な栄養素に作り直す働きが衰えている)
 ⇒星火健胃錠(せいかけんいじょう)など

 於血(血の巡りが悪く、お肌に栄養が送れなくなっている状態)
 ⇒冠元顆粒(かんげんかりゅう) 涼血清営顆粒(りょうけつせいえいかりゅう)など


〇ドライバジャナ「膣の乾燥」
エストロゲンの分泌量が低下すると、膣が乾燥してしまうと、
性交痛や感染症にかかりやすいなど、日常生活に大きな支障をきたします。

関連する病気
 閉経などの女性ホルモン分泌低下症状

中医学的な原因と治療

 血虚(全身の肌に栄養を送る血の不足) 陰虚(体に潤いを与える物質・働きの不足) 
 ⇒婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)・紅沙棘(ほんさーじ)など

 腎虚(生殖機能の衰え・性ホルモン分泌低下)
 ⇒参茸補血丸(さんじょうほけつがん) 瀉火補腎丸(しゃかほじんがん)など


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